講演報告のまとめ その1
令和3年に入ってから野球肩の常識・講演の活動開始しました
各チームでの参加された方はありがとうございました
3月末で丁度5回目を行うことが出来ましたので自身の感じた内容や気づき等がありましたので報告をしたいと思います
まず肩部の異常がかなり早い段階から発生していました
最初の認識では小学生の年代なら肩部の異常が発見出来ないだろうと思っていましたが
その認識は完全に覆りました・・・ 正直ここまで早いとは予想を悪い意味で上回りました
もちろん、すべてが悪いのではなく個人差として個体差があるのでひとくくりに出来ませんが、このテストによる結果の有用性を認めることが出来ました
次に問題発生している発見方法について
極論を言うと、ものすごく簡単です
「痛みがある!」これにつきます
どんなスポーツ障害に共通することは痛みが「あるかないか」です
当たり前だろっと思われるかもしれませんが、競技をする人たちからするとそうでは無い人の方が多いのではないでしょうか?
実際に子供たちは痛みで苦しんでいる実態が多くあります
親に相談できない場合や指導者に言うとまだできると言った内容で後回しにされるなど
(親の過度な期待・選手のレギュラーからの脱落要素・指導者の勉強不足など)
認識不足で認知すらされないなども問題の発端になりえます
よくある「うちの子に限って」なども認識を阻害させる要因になります
さらに一番困るのが病院での診断で「問題がない」と診断された場合が困ります
安静にさせておく期間が無駄に長く、人生を左右するほどの選択にかかわることもあります
安易にするのではなく、しかるべき対応を早急にすることが重要です
まとめの最後として
一番多かった質問での回答です
どうやったらその状態(野球肩・野球肘)にならなくなりますか?
答えはわからないです
なぜわからないのか!! 症状のある個人の生活のすべてを把握していないからです
症状は発現していて現状の確認を行えますが、その状態になるまでにはどのような生活やスポーツ・トレーニングなどを行って生活しているのかを完全に把握することなく、今後気を付けることを聞かれても正しい答えを述べることが出来ません。
・現状の確認する事と、これからの状態を予測することは全く異なる事柄です
ちょっと気を付ければスポーツ障害から逃れれるほど都合の良い事があることが無いことは少し考えて頂けたならわかると思います (続けて行く以上は繰り返す可能性が高いため)
さらに今年は講演を続け、たくさんの意見や質問が増えたら、その2を作って報告します
書き主の自己紹介
私は柔道選手であり野球選手ではありません (柔道歴 約25年)
私は治療家であり野球の監督・コーチではありません (治療家歴 12年)
これらを踏まえて読んで頂けると幸いです
0コメント